よく台風直撃したときにニュースで出るダムの緊急放流。
深夜の時間に緊急放流を行われることも多く、
なんでその時間に放流するんだ、せめて昼間にできないのかと思ったものです。
しかし、完全に勘違いをしていました。
ダムに溜まった水を一気に流して下流に被害をもたらしてしまうことだと。
しかし、実際はそうじゃないんですね。
大雨によりダムの容量いっぱい満水になってしまったので、
これ以上せき止めれなくなってしまったんです。
ダムに入ってきた水をそのまま流す状態になります。
放流というよりは、水がダムを素通りしているイメージですね。
ダムのせいで氾濫が起きたわけではないんです。
むしろダムは満水になるまで洪水を抑えてくれてるんです。
つまり、ダムは水をせき止めて、逃げる時間を稼いでくれてるわけです。
緊急放流って言葉が悪いと思いますね。
この呼び方じゃ、勘違いする人が続出するのも致し方ないですよ。
事実、自分も調べてみるまでは完全に誤解していました。
におうだち
ドラクエで例えれば、におうだちなんですね。
におうだちは、パーティーメンバーの攻撃を代わりに受けて守り
全てのこうげきを一身に受け止めてくれるんです。
緊急放流を非難することは、
ハッサンが必死ににおうだちでバラモスからの攻撃を防いでくれていたのに
ハッサンが力尽きて自分に攻撃が来た時に、
「おいこっちに攻撃来たぞ役立たず!」と叫ぶようなものです。
ハッサンは、必死で敵からの攻撃を抑えてくれていたんです。
その間、ダメージを与えたり回復したり補助魔法をかけたり色々できたでしょう?
ダムも同じで、せきとめてくれている間に逃げたり避難準備したり色々できるわけです。
感謝こそせど、非難をするのは間違ってますよね。
以上、ダムの緊急放流について自分なりの解釈を書いてみました。
(もし解釈間違ってたらコメントで指摘して下さると幸いです)
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